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04/19のツイートまとめ

Isaiah_BenDasan

9】~略~この日本女性が見聞したユダヤ人の場合にも、その前に父親がこんこんと息子に言ってきかせた事がある筈なのだ。これが危険の分散即ち保険の第一歩なのだ。そしてそうするのが家族の為であり、家族の安全の為であって、家族を愛しているからにほかならない。
04-19 00:12

10】もし仮に家族の一人がマフィアにでも誘拐されたとしよう。~略~無名のユダヤ人の子がひとり消えても新聞種にもなるまい。警察がユダヤ人に何をしてくれよう。地方警察の中にマフィアの手先がいないと誰が保証してくれるであろう(と考えざるを得ないのは残念なことだが――)。
04-19 01:13

11】息子は拷問に合い、家の金のありかを全て白状させられた上で、嬲り殺されてセメントづめにされて海に投げ込まれても、何のニュースにもならないであろう。だがもし私がこういう目にあったら、家の金のありかなど知らない方が気が楽であろう。
04-19 02:12

12】たとえ自分の身の不幸はなげいても、知らないことは本当に知らないのだから、どんな拷問にあっても家族に累を及ぼす心配はない。私ならその方が気が楽である。中世以来、何度も繰り返されたゲットー掠奪は、相互に知らないことが保険の第一歩とユダヤ人に教えた。
04-19 03:13

13】勿論、掠奪が終れば生き残った家族はみなそれぞれ自分だけが知っている場所から金を取り出して、互いに助け合ったことは言うまでもない。わざと知らせない、わざと知ろうとしない、ということは、守銭奴とは違う行為なのである。
04-19 04:14

14】だが「誘拐に対処するよう教育せよ」といえば「それは人間不信を教えることだ」という反論か出るほど平和な日本では、今でも、このことを本当に理解してくれる人は少ないであろう。まして十数年前では、私はその日本女性に、何も言えなかったのである。
04-19 05:42

15】話は横道に逸れるが、これはまた「日本人は秘密を守れない」という通説に通ずるものがある。確かに日本人には「秘密=罪悪」といった意識があり、全て「腹蔵なく」話さねば気が休まらない。と同時に、秘密を守るということがどういうことか知らない。
04-19 06:43

16】アメリカ人は随分アケッピロゲに見えるが、守るべき秘密は正確に守る。良い例が原爆製造である。日本では、造船所の周りによしずを張ったり、軍需工場の近くに来ると汽車の窓を閉めさせたりしていた――何とナイーブな!アメリカはB29の写真や設計図まで平然と公表していた。
04-19 07:42

17】だが原爆の製造は完全に秘密を守り通していた。私は昭和十六年に日本を去り、二十年の一月に再び日本へ来た。上陸地点は伊豆半島で、三月・五月の大空襲を東京都民と共に経験した。
04-19 08:43

18】もっとも神田のニコライ堂はアメリカのギリシア正教徒の要請とあの丸屋根が空中写真の測量の原点の一つとなっていた為、付近一帯は絶対に爆撃されない事になっていたので、大体この付近にいて主として一般民衆の戦争への態度を調べた訳だが、日本人の口の軽さ、言う必要のない事まで(続
04-19 09:43

19】続>頼まれなくても言う態度はあの大戦争の最中にも少しも変らなかった。私より前に上陸していたベイカー氏(彼はその後もこういった職務に精励しすぎて、今では精神病院に隠退しているからもう本名を書いても差し支えあるまい)などは半ば呆れて、これは逆謀略ではないかと本気で考えていた。
04-19 10:43

20】「腹をわって話す」「口でポンポン言う」「腹はいい」「竹を割ったような性格」こう言った一面がない日本人は、殆どいないと言ってよい。従って相手に気を許しさえすれば何もかも話してしまう。しかし、相手を信用し切るという事と、何もかも話す事とは別なのである。
04-19 11:42

21】話したため相手に非常な迷惑をかける事は勿論ある。従って相手を信用し切っているが故に秘密にしておく事があっても少しも不思議でないのだが、この論理は日本人には通用しない。個人の安全も一国一民族の安全保障も、原則は同じであろう。
04-19 12:43

22】しかし、日本では牡蠣に果して殻は必要なりや否やで始まるから、知らせない事、知らない事も安全には必要だなどという議論は問題にされない。更に防衛費などというものは一種の損害保険で「掛け捨て」になった時が一番有り難いのだ、という事も(戦前戦後を通じて)日本では通用しない。
04-19 13:43

23】戦前の軍人に「あなた方は役に立たない事が(即ち無用の長物である事が)最大の御奉公なのだ」などと言ったら、それこそ「無礼者め」であったろう。そして咢堂翁の言った「平時の軍人は晴天の唐傘」という言葉も、戦後の「税金泥棒」も、実は同じ論理の帰結の別の表現にすぎない。
04-19 14:43

24】とすれば敗戦の悲劇も戦後の議論の混乱も「安全と水とは無料が当然」という生得の考え方に発している。いやこれは考え方といった様な生易しいものではない。もう問答無用の自明の公理なのである。従っていかに効率的に低コストで安全を計るかなどという考えはその考え方自体が論外になってくる。
04-19 15:44

25】自衛隊が災害牧前に出動すると、急にその評価が高まり新聞の扱い方まで暖かくなる。いわば天災に対処するものなら意義はあるが、他の面では全く無意義かつ有害とされるのである。ああ、日本人は何と幸福な民族であったことだろう。
04-19 16:42

26】自己の安全に収入の大部分を割かねばならなかった民と、安全と水は無料で手に入ると信じ切れる状態におかれた民と、――私はただ溜息が出てくるだけである。だが、余りに恵まれるという事は、日本人がよく言うように「過ぎたるは及ばざるが如し」で、時にはかえって不幸を招く。
04-19 19:12

27】深窓に育った令嬢や、過保護の青少年は何かちょっとした事に出会うと、すぐに思い詰めてしまう。大学受験に失敗して自殺したなどはその典型的な一例であろうし、いわゆる一家心中も多くはこの部類に入る。
04-19 20:13

28】ユダヤ人などはもし思いつめていたら、とうの昔に一家心中ならぬ民族心中をやらねばならなかったであろう。
04-19 21:13

①天才乃至は天才的人間の特徴は自分のやった事を少しも高く評価しない点にある。そして他人の目から見れば実に下らぬ児戯に類する事を、却って長々と自慢するものである。例としてよく引合いに出されるものに、シーザーが自らの発明と称して『ガリア戦記』で得々と解説(続<『日本人とユダヤ人』
04-19 22:13

②>している「架橋機械」がある。日本人も、時々、こういった「架橋機械」の自慢はするが、私の目から見れば、日本人のみが行い得た政治上の一大発明については、誰も黙して語らないし、誰も一顧だに与えていないのである。私が言うのは「朝廷・幕府併存」という不思議な政治体制である。
04-19 23:13

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